【USM S14使用構築】限界リザグロス【最高/最終2102】

《はじめに》
みなさん、こんにちは(^ー^)
かなたと言います。今期はs13に引き続き、レート2100越えることができたシーズンでした。

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今期はカビゴン、レヒレの割合が高く、前期に使用していた構築のエースであった身代わりポリ2の刺さりがかなり悪く、伸び悩むシーズンでした。また、身代わりポリ2自体の型ばれやミミッキュによる技はずしにより、勝率が全く安定しないことも問題でした。

そのため今期は、リザグロスの形態を様々に変化させ、模索したシーズンでした。2100達成までに3構築以上使い、現環境リザグロスを使う上で最も安定して勝率を叩き出せる構築にたどり着きました。






《リザグロスの今後を見つめる》
いきなり中身をすっとばして、この話題から入りたいと思います。リザグロスという構築自体、私は今期合わせて3シーズン使って来ました。正直、リザグロスという名前が大々的に浸透しているものの、この二体は決してエース的存在ではないということははっきりと言えます。あくまで削り役あるいは、後続のサポート係であると実感しています。というよりよほど刺さっていない限り出しません。必ずメガ選出するのはミラーに対してリザ、ロップ軸に対してグロスぐらいです。事実前期の構築では上位にいけば行くほどメガ選出は控え、安定するミミッキュの皮を用いた状態異常からのポリ2で多くの構築を一手に見ることが出来ました。ただ、今期は違いました。このやり方が通用しないのが、カビゴンというポケモンでした。回復することもでき、ポリ2に対してめっぽう強い。鬼火を巻いたところで鈍いによって自身の火力アップも可能。こいつ一体だけで一体半は持っていかれます。この型以外にも前期流行ったカウンター、欠伸持ちも存在しており、非常に物理、積みアタッカーも機能しにくい環境であったことは間違いないありません。この問題がまず一つ。①

二つ目として、レヒレの存在が挙げられます。最近の傾向として基本的にCに努力値をかなり振っている個体が多い。ポリ2に対してバンバン後投げされ瞑想の起点になります。またヒトムグロスヒレといった構築は今期かなり見かけました。グロスのアムハン搭載、アイへ怯み、トリックや毒々に怯え通常のミミッキュ、ポリ2が出せない。ヒトムの存在がグロスを選出しにくくさせ、半ば強制的にリザを出さなくては行けなくなります。つまるところレヒレ、その取り巻きに弱すぎる。②

最後に受け構築の進化に対応できていない。特に天然ヌオー。こいつだけは、無理。単体で入っててもきつい。カウンター持ち以外にも、蓄える持ちにも当たったりし、地獄を見ました。③

リザグロスを使う上で、この①②③の問題が解決されるならば、レートは爆上がりするはずであると踏みました。

①②③を解決できるポケモンを考えたところ、一体だけいました。











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それが、キノガッサでした。ガッサより鈍足ポケモンに対して選出の抑制が可能であり、剣の舞を搭載することで鈍いカビゴンに対しても強く出ることもできます。催眠を打ち、裏で処理、積みの起点も可能。

今後のリザグロスを用いる上で、端的ではありますがガッサを積極的に入れることで勝率は上がると言えると思います。※あくまで環境と相談








《構築について》
以上を考えた上でリザグロス+ガッサをパーティに組み込むところまで考えました。そこで、前期26位のゆうふぁさんの構築が頭に浮かびました。(無断転載なので問題があれば消します)https://yufapoke.hatenablog.com/entry/2019/01/08/094531

この構築の完成度はなかなかのもので、個人的に命中不安技の少なさや、耐久に振ったアタッカーが多く、何度か耐えて削りを入れることができる。また、たすきガッサ、トリルポリ2の存在で行動保証があり耐久に振って削ったSを最大限に利用できるもので非常に使い勝手が良いものだと判断しました。
リザグロスという構築自体、相手パーティの頭数を先にどれだけ減らすことができるのか、一番大切であると思っています。このパーティの強さはそこにあります。行動保証から頭数を容易く減らすことが可能なところ。
そのため今期は、この構築を参考にし、自分なりに使いやすい形態にすることで、21達成することができました。










《パーティ紹介》
f:id:kanatapoke:20190404123423p:plainメタグロス@メタグロスナイト
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特性:クリアボディ→かたいつめ
実数値(努力値):無邪気155-191(204)-170-132(54)-117-178(252)
技構成:アイへ、地震、草結び、雷パンチ

カバリザテテフの並びを一体で見れる型。この構築におけるポリ2が再生を搭載していないため、サイクル介入が難しい。カバに対してポリ2を後投げする動きをしたくなかったために後出しされたカバを葬れる結びの採用に至った。この型は、全くばれず最終日、カバ入りの構築に対して安定の勝率を弾き出すことができた。カバリザテテフ以外でも、リザグロスの最も苦手とするヌオーに対して結びで楽に処理できたのも良いだろう。



f:id:kanatapoke:20190404124612p:plainリザードン@リザードナイトx
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特性:もうか→かたいつめ
実数値(努力値):意地っ張り175(172)-191(188)-132(4)-*-106(4)-138(140)
技構成:ニトチャ、雷パンチ、剣舞、逆鱗

雷パンはヒトムグロスヒレを狩るために採用したと言っても良い。ヒトムグロスヒレに対して、初めリザ以外の2体で雑に荒らした後のお掃除役。レヒレの水zを耐えるため強引に突破することができ、Sを落としているため、相手パーティ次第ではトリル下でも十分活躍できる。ただ、ミミッキュに対して技が乏しいため、その点だけは要注意。



f:id:kanatapoke:20190404125438p:plainキノガッサ@気合いの襷
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特性:テクニシャン
実数値(努力値):意地っ張り135-200(252)-101(4)-*-80-122(252)
技構成:種マ、剣舞、マッパ、胞子

ポケモンやってて絶対に使わないだろうと思っていたが、遂に使ってしまった...。無難に強かったが、唯一弱い点は胞子で寝させた後に、相手が何ターンで起きるかが問題であった。岩封がほしいと思うこともあったが、構築単位でナットが重たいため、剣舞を採用するほうが良いと判断した。



f:id:kanatapoke:20190404150519p:plainミミッキュ@ゴーストz
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特性:化けの皮
実数値(努力値):意地っ張り151(164)-154(236)-114(108)-*-125-116
技構成:シャドクロ、影うち、剣舞、じゃれ

雨下ラグの滝を75%で耐えることができる。やはりミミッキュに関してはアタッカーだろうが、サポーターであろうが強いことには変わりなかった。文句なしのMVP。絶妙な耐久によって何試合も勝たせてくれた。ガッサの存在により、カビ、ポリ2の選出抑制によりゴーストzが極めてよく通ったと感じる。



f:id:kanatapoke:20190404151257p:plainポリゴン2@進化のきせき
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特性:ダウンロード
実数値(努力値):控えめ191(244)-*-112(12)-172(252)-115-80
技構成:トラアタ、シャドボ、レイビ、トリル

これまでの身代わりhsポリ2と比べ、格段に火力があり、上手くはまればこいつ一体だけで、easywinすることもあった。コケコの瞑想10万zは耐えない、asマンダの捨て身は確二、それだけは意識した立ち回りが必要。トリルを張り、雑に殴って、ミミッキュに繋ぐ動きが定番。



f:id:kanatapoke:20190404151849p:plainランドロス@飛行z
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特性:威嚇
実数値(努力値):陽気165(4)-197(252)-110-*-100-157(252)
技構成:地震、打ち落とす、剣舞、空を飛ぶ

前期からの相棒枠。受け回し系の崩し役担当。前期より圧倒的に数を増やしているため、飛行zが案外通らないことがままあったが、こいつの強さは健在であった。バナ、バレル、シズクモを見かけたら初手から出し、easywinを狙っていく。また、最近流行りの意地グロスの上から地震を打てる強さも良かった。2シーズン使ってみて、asマンダの捨て身を耐えることができず、負けることが多かったために捨て身耐え調整にし直す必要性があるように感じた。ただ、調整する際、剣舞飛行zでゴツメカバを落とせるラインまでのaは必須になるため、sを割かなければならないか、よく考えなければならない。








《結果》

tnくろかなた 最高・最終2102
tnかなた 最高2032・最終2031

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今期は正直2000を越えれば満足だったのですが、様々な実況者に影響をうけ、途中から我を忘れ自分の限界というものに挑戦したくなりました。




《最後に》
最近、物凄く自分に嫌気が指してきており、その原因が「オリジナリティの無さ」にあります。この記事のタイトルである、ピカソ的発想力というのは自分に対する抗議の意味も含まれています。ピカソ自体他人の作品をぱくり、それを自分なりにアレンジし、自分のものにしていく。その行動に似た私自身に嫌気が指して仕方がない。オリジナリティのある作品、構築というものを、凡人の私が高望みしているといったところでしょうか。
来期は、21では絶対に満足できませんし、2150は絶対に取れる自分ならではの構築、プレイングスキルを得ていきたい。そう思います。










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